アサヒカワモトクラシーの企画作成は、
私たちから事業者様を訪問することがほとんどです。
観光協会様に教えてもらったり、口コミで紹介されたり。
出会いが次の出会いにつながり、徐々に企画が増えてきました。
そんな中、事業者様から相談を受けた初めての企画がこのアクティビティ。
まだまだ発信力の弱い私たち。
見てくれている人はいるんだなと、とても嬉しくなった次第です。
企画段階からとてもご縁を感じているこの企画。
登場するモトクラシーな人はとっても素敵な方ですよ。
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「好きな動物?ハムスターですね(笑)」
と、まさかの答えを返してくれたのが今回の協力者、渡邉さんです。
(質問者は「魚」と答えてくれることを期待していました)
渡邉さんが上川町民になったのは4年前。
結婚という大きな節目を機に、環境をもろもろ変化させた挑戦者です。
義理のお父様が経営されていた釣り堀を受け継ぎ、試行錯誤の毎日だそうだ。
生産者としての養殖業。サービス業としての釣り堀運営。
業務は多岐にわたっており、取材をしていてもなかなか仕事のイメージが掴めない。
渡邉さんは当初、どんなイメージを持っていたのだろう?
「働く前のイメージとは大分違いましたね。魚は餌と水さえあれば生きていけるのだろうと思っていたんですが…実際は…簡単に死んじゃうんですよ。水温や水質の管理が大切ですし、餌をやるタイミングも重要です。水道管にカエルが詰まっていて、魚が全滅しちゃったこともあったんですよ」
悪戦苦闘・七転八倒・暗中模索・五里霧中…
ハムスター好きの渡邉さんは、とにかく真剣に魚と向き合っている。
魚が気になるので、自宅からでも見ることができる監視カメラまで設置したそうだ。
渡邉さんが大雪つりぼりの魚たちの特徴を教えてくれた。
「“銀河サーモン”という名称でニジマスを生産しています。通常であれば2年程度で成長する魚ですが、うちの魚は大雪の冷水で育つため食が細いんですね。結果として、倍の4年かけて育てています」
「その代わりと言っては何ですが、うちの魚はとても身が引き締まるんです。歯応えが良いと、お客様には好評です。水がキレイなので、臭みもないのが特徴ですよ」
百聞は一食に如かず。
この歯応えと味は一度味わえば分かります。まさに美味!
渡辺さんの手間を知ると、より一層美味しさを感じられるはずです。
今回の企画のテーマは“自給自足”。
釣った魚は全て美味しく頂きます。
釣れなかった場合はどうするか?
ご安心ください。
こうします↓
渡邉さんが、見事にすくってくれるのです。
この姿も見せ場の一つですので、拍手をお忘れなくお願いします(笑)
釣った魚は即調理場へ。
この道何十年というお母さんたちが、見事な手捌きで次々と調理してくれます。
写真は大人2人分。かなりのボリュームです(笑)
文字通りお腹一杯になりますので、お腹を空かせておくことをおススメします。
ツアーを通して渡邉さんが笑顔で対応してくれます。
何でも質問にも答えてくれますので、どんどん魚のことを聞きましょう。
渡邉さん、実はインドア派だそうです。
「インターネットさえあれば生きていける。だから上川町への引越しも躊躇わなかった。ところが引越してからISDN回線しかないことを知ったんですよ(笑)」
お後がよろしいようで。
見た目は厳ついけど憎めないお人柄。
渡邉さんの釣り堀は、魚への想いが溢れています。
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