ASAHIKAWA MOTOCRACY
2017/7/12 characters 助安さん

 「うちは観光農園じゃないから対応できないよ」

と、初対面の時に釘をさされた農家さん。

 

それでも、しつこい私たちは役場の人と一緒に何度も訪問。

 

結果として…

「そこのビニールハウスから勝手にもってけ!(笑)」

と、言っていただいたことで生まれたこの企画。

 

その名も「野菜泥棒」。

 

こっそり農家さんの土地に侵入して、

新鮮野菜を頂戴します。

 

時には「コラ~!!」っと農家さんが現れるかも。

 

登場する農家さんは実にユニークで素敵な方なのです(笑)

 

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助安農場3代目の助安さん(愛称は「助さん」)。

2017年現在、スタッフ7名と共に、農作物を全力で育てている農業経営者です。

 

生まれも育ちも鷹栖町。大学で経営を学び、卒業後はすぐに農場へ。

そんな助さん、最初は農家を継ぐ気はなかったそうです。

 

「最初は、作物全般の普及員になりたかった。でも、試験当日猛吹雪で試験会場までの電車が止まったから、あきらめて、継いだ」

人生は不思議。今では鷹栖町を代表する農家さんの一人です。

 

パラグライダーやドローンも使いこなす『空飛ぶ農家』としての愛称もあり、

見た目とは裏腹に(失礼!)IllustratorやSNSを使いこなすIT社長でもあります。

 

助さんは、常に挑戦者。

言葉は少ないけど、信念をもって農業経営を行っている。

 

「通年雇用にするため、冬も作物(しいたけ)を育て始めた。そして、育てた作物を自分達で価格をつけて販売をする。そんな農業をやりたかったんだよ」

 

「農業というのは、1本100円の大根を1000円にする工夫をしなければ農業じゃない。だから、付加価値をつけたり、加工製品に取り組んだりしているんだ」


助さんの言う、『付加価値』というのは何だろうか?

言葉少ない助さんにまたまたしつこく聞いて教えていただきました。

「昔はおにぎりというものは作って外で食べるものだったのに、今はおにぎりを買ってきて中で食べるという習慣になっただろ。知らず知らずの内にコンビニのお弁当などで、添加物を取り込んでいるのが現状なんだよ」

 

「生産者としては、健康に良い無添加物で育ったものを食卓に届けたい。だから、無添加で農薬を使わない作物づくり、加工品づくり、商品づくりを目指しているんだよ」

 

実直な想いと優しさの同居。

助さんがつくる野菜が本当に美味しいのには、言うまでもない理由がありました。

 

そんな助さんが近年開発に力を入れ、ブランド力をつけている商品がこちら。

巨大な「椎茸」です。

椎茸を育てはじめたのも、当然助さんのこだわりに由来していました。

「最初は別の作物と椎茸かで迷っていた。だけど、椎茸は農水省で無農薬と決められている。だから、健康に良い無農薬栽培の椎茸をつくることにしたんだよ」

 

助さんにずばり『美味しい作物を作る秘訣・技』を聞いてみた。

ずばり答えてくれるのも助さんの素敵なところです。

 

「作物と対話することが、作物作りの基本。トマトから水がほしい、肥料がほしいというのを察知し、語る。だから毎日、日の出前から日が沈むまで、作物と向き合っている。それだけだよ」

最後に大好きな鷹栖町と、泥棒に来る(!?)お客様へのメッセージを頂きました。

 

「鷹栖町のいいところ?ない(笑)。わからない。鷹栖町のいいところ見つけて教えてくれ~(大笑)」

 

「みなさまの「美味しい」の笑顔を思いながら作物を育てている私達は、とても幸せ者です!沢山盗(採)っていけ~」

 

いつも優しくちょっとお茶目な助さん。

みなさん会いに行きましょう!

 

 

 

*・・関連モトクラシー・・*


        野菜泥棒

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地元の人でも知らない穴場(灯台モトクラシ)を紹介していきたい。

“モトクラシー”という言葉には、そんな想いが込められています。

みなさまと旭川でお会いできる日を楽しみに。
素敵な出会いをお約束します。 2015年7月 アサヒカワモトクラシー 一同
staff
林 和寛 もう少しで40代の札幌生まれ
東京長野で経験をつみ、
2011年から旭川市民。
趣味はとにかくアウトドア。
小川 茉奈恵 まだ20代になったばかりの
旭川育ち。2015年にマルウン
商事株式会社に新卒採用。
趣味はひたすらインドア。
法人・組織・団体のお客様